「ペット火葬は無料なの？」
「自治体と専門業者のどちらに依頼すべき？」
ペットが亡くなり、火葬にかかる費用を調べている方も多いでしょう。
この記事では、ペット費用を無料で利用する方法をまとめました。
あわせて自治体と専門業者との違い、有料サポートを利用する場合における費用を抑える方法を紹介します。
ペット火葬の費用にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
- ペット火葬を無料で利用する方法
- 自治体・専門業者におけるサポートの違い
- 有料のペット火葬を安く済ます方法
ペット火葬を無料でする方法
ペット火葬を無料で利用したい方向けに、2つの方法を紹介します。
ペット火葬を無料でするには以下2つの方法があります。
- 自治体や市役所に依頼する
- 自宅で埋葬する
ペット火葬の費用を抑えたい方は是非参考にしてください。
ペット火葬を自治体や市役所に依頼する
自治体や市役所では、ペットの無料火葬サポートを提供している場合があります。
お金をかけずに専門の施設で火葬してもらえるため、火葬費用を準備できるか不安な方は、住所地の自治体・市役所に連絡してみてください。
ペット火葬を自治体や市役所に依頼する際は、以下に注意が必要しましょう。
自治体・市役所の火葬の注意点
- 火葬できるペットの大きさに限界がある
- ペットの種類によっては火葬できない
- すべての自治体・市役所が対応しているわけではない
必ず無料になるわけではないため、まずは市役所の生活課や、保健所といった自治体に連絡して、火葬費用を確認してみてはいかがでしょうか。
自宅で埋葬する
長年連れ添ってきたペットを、自宅の庭などに埋葬するのもひとつの手段です。
自分で穴を掘って埋葬するシンプルな供養方法ですので、スコップなどがあれば他に費用がかかりません。
ただし自宅で埋葬する際には、事前に次のポイントを確認してください。
自宅埋葬の注意点
- 条例によって埋葬が禁止されている場合がある
- 埋める深さに注意が必要である
まず、地域によっては衛生管理の問題から埋葬が禁止されている場合があります。
埋葬の有無を確認したい方は、市役所や自治体に確認するのが良いでしょう。
また、ペットを浅い位置に埋めてしまうと、におい問題が発生するかもしれません。
自宅に埋葬する際には、あらかじめどれくらいの深さ、どういった処理が必要なのか調べておきましょう。
ペット火葬業者と自治体の違い
ペット火葬サポートは、自治体だけでなくペット火葬業者といった専門業者にも依頼できます。
参考として、2つの依頼先の違いを下表にまとめました。
| ペット火葬業者 | 自治体 | |
|---|---|---|
| 費用 | 有料 | 無料（もしくは安価） |
| 遺骨の返還 | 可能 | 不可 |
| 立ち合い | 可能 | 不可 |
| 火葬方法 | 合同火葬、個別火葬、一任火葬 | 合同火葬 |
| サポート範囲 | 広い | 狭い |
| 対応日 | 年中無休のケースが多い | 制限あり |
ペット火葬業者と自治体の違いを理解して、満足してペットと最後のお別れをできるようにしましょう。
ペット火葬ハピネスは出張火葬を行っているペット火葬業者です。
火葬から供養までペットのお別れをサポートしてくれます。
ペット火葬業者は費用は高いがしっかりと見送ることができる
ペット火葬業者といった民間業者の場合、費用は高額になりますが手厚いサポートを受けられます。
火葬時の立会いはもちろん、遺骨を返還してもらえるため、最後までペットと一緒に過ごせるのが魅力です。
また、豊富な火葬方法から選択でき、サポートオプションなども充実しています。
24時間365日いつでも火葬に対応してもらえるため、ペットが亡くなった後に慌てる必要がありません。
自治体は費用は抑えられるが遺骨が返骨してもらえない
自治体のペット火葬は、無料もしくは安価で利用できるのが特徴です。
ただし、次のポイントに注意しなければなりません。
自治体利用の注意点
- 火葬に立ち会えない
- 遺骨が返還されない
- ほかのペットと一緒に火葬される
大切なペットとの最後の別れができないほか、ほかのペットと合同火葬されてしまうため、遺骨の返還に対応してもらえないことに気を付けてください。
また、いつでも利用できるわけではないので、時期やタイミングによっては火葬受け入れを拒否されることもあります。
ペット火葬の費用を安く抑える方法
ペット火葬業者を利用して、充実したサポートの中でペットとお別れしたい人も多いはずです。
ただし、民間業者へ依頼した場合には費用が高額になるのがネックだと言えます。
参考として、ペット火葬の費用を安く抑える方法を2つまとめました。
複数のペット火葬業者に見積もりを取る
実は、ペット火葬業者によってサポート費用が違います。
お得に利用できる業者を探すために、気になる業者を数社ピックアップして見積もりを取得しましょう。
見積もりを取得すれば、次のポイントを比較できます。
比較ポイント
- 費用
- サポート範囲
- 割引
見積もりを比較すると数千～数万円の金額差が出る場合もあるので、少しでも費用を抑えたい方は見積もりに力を入れてみてはいかがでしょうか。
また、見積もりが面倒に感じる方は、ペット火葬業者に相見積もり（複数社の見積もりをまとめて取得できる）を依頼するのもひとつの手段です。
合同火葬でペット火葬をする
ペット火葬業者の費用を抑えたいのなら、以下の火葬方法の中から、合同火葬を選択するのがおすすめです。
| 合同火葬 | 一任個別火葬 | 立会個別火葬 | |
|---|---|---|---|
| 概要 | 他のペットと一緒に 火葬をする | 立会をせずに拾骨などを 業者に一任する | 火葬・葬儀に 立ち会うことができる |
| 費用感 | 低 | やや高 | 高 |
| 立ち合い | なし | なし | あり |
| 遺骨返還 | なし | あり | あり |
合同火葬は、火葬にかかる手間や時間を削減できるため、安価で提供されているのが特徴です。
立会個別火葬のように拾骨などはできませんが、葬儀火葬後の遺骨返還があるため立ち合い不要な方は合同火葬を利用するのが良いでしょう。
また、火葬方法はペット火葬業者によってさまざまです。
自身の求める火葬方法に対応してもらえるのか、事前に電話で確認しておくのが良いでしょう。
まとめ
ペット火葬を無料で実施する方法は、以下の2つです。
- 市役所・自治体に依頼する
- 自宅に埋葬する
ただし、地域によって市役所・自治体が対応していないこと、自宅埋葬の条例やルールを理解しておかないとトラブルに発展することに注意しなければなりません。
もし充実したサポートの中でペットとお別れをしたいのなら、ペット火葬業者といった民間業者に依頼するのがおすすめです。
本記事で紹介した項目を参考に、どの火葬方法を選ぶべきなのか検討してみてください。